責任者・診療科長 新﨑 亘
〇…初診・再診とも診療 □…初診のみ診察 △…再診(予約)のみ診察 ― …休診
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| 担当医師名 | 専門分野 | 専門医資格等 |
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医学部講師、診療科長新﨑 亘 |
乳腺・内分泌 | 日本外科学会専門医、日本乳癌学会乳腺専門医・指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、マンモグラフィ読影認定医、乳がん検診超音波検査実施医 |
専攻医永山 孝郁 |
― | ― |
教授、非常勤菰池 佳史 (近畿大学病院) 1990年 |
乳がん、乳腺疾患 | 外科専門医、乳腺専門医、マンモグラフィ読影医 |
非常勤寺下 大輔 2018年 |
消化器外科一般 | ― |
非常勤金泉 博文 2011年 |
乳がん、乳腺疾患 | 日本外科学会外科専門医、日本乳癌学会乳腺専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、マンモグラフィ読影認定医、乳がん検診超音波検査実施医 |
| 科目 | 内容 | 件数 |
|---|---|---|
| 乳がん | 乳がん手術 | 71 |
| 良性疾患手術 | 5 | |
| 乳房再建 | 4 |
2023年12月より〝切らない乳がん治療〟として、ラジオ波焼灼療法(RFA)が早期乳がんにも適応拡大されました。当院は日本乳癌学会より実施施設としての認定を受け、ラジオ波焼灼療法を希望される乳がん患者さんの受け入れを行っております。
腫瘍径が1.5㎝以下で、腋窩リンパ節転移および遠隔転移を認めない単発腫瘍が適応となり、早期乳がんの治療として新しい選択肢となりました。低侵襲であるため実施後の痛みや出血も少なく、整容性の比較的高い手術です。
乳がんに対する乳房全摘術の際には、乳房再建も選択肢となります。個々の患者さんに最適な再建法を提示し、形成外科と協力して精度の高い再建手術を行っています。
乳房再建には自家組織による再建と、インプラントによる再建があります。自家組織再建では、主に下腹部の脂肪組織を移植する方法(DIEP flap)と、背中の筋肉と脂肪を移植する方法(広背筋皮弁)を用います。遊離下腹壁動脈穿通枝皮弁(DIEP flap)を用いた再建は、顕微鏡下で血管を縫合するマイクロサージェリーの技術が必要となる非常に高度な手術方法であり、当院でも積極的に行っています。
インプラント再建では、組織拡張器(エキスパンダー)といわれる生理食塩水バックを大胸筋の下に挿入し、だんだん膨らませてからシリコンバックと入れ替える方法(二期再建)が一般的です。
全乳がんのうち5~10%が遺伝性と考えられ、そのひとつが遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)です。令和2年4月より、乳がん患者さまに対するBRCA遺伝子検査や、BRCA遺伝子に異常を認めた場合の健常側のリスク低減乳房切除が保険診療で行えるようになりました。当科では、遺伝性乳がんに関する遺伝カウンセリングとBRCA遺伝子検査、リスク低減手術を行っています。
当科では、正確な診断に基づいて、標準的治療の枠にとどまらず、新規の治療や、何より個々の患者さまのニーズに応じた治療を提供することを目指しています。
また、チーム医療として種々の診療科の連携はもとより、多職種との連携を重視し、個々の患者さまのライフスタイルを考慮した治療やケアができるように、情報を共有しています。外来でのリンパ浮腫診療ではリンパ浮腫セラピスト、創部のケアについては皮膚・排泄ケア認定看護師がそれぞれ対応しています。
当科は、地域連携にも力を入れており、大勢の患者さまに関しまして地域連携診療を円滑にすすめさせていただいています。今後も地域の先生方とも情報を共有し、より良い診療を行い、患者さまを支える体制を作っていきたいと考えています。
新﨑 亘